***********************************************************************

ちいさな あかい めんどりちいさな あかい めんどり
(1995/04)
バイロン バートン

商品詳細を見る


***********************************************************************

英:The Little Led Hen

(イギリスの昔話)


めんどりが地中から小麦の粒を見つけ、そこから収穫まで、

「お手伝いしてくれる?」と作業の度に何度も問いかけるお話です。


これは・・・ちょっと反省させられる一冊です。


おいしい思いばっかりしようとしてないかい?と戒められました。


お気に入り★★★★★




*****************************************************************************

ねずみのけっこん―マヤ族の昔話ねずみのけっこん―マヤ族の昔話
(1994/11)
ファブリシオ・ヴァンテン ブレイク、ジュディス デュプレ 他

商品詳細を見る


*****************************************************************************

書きとめる風習のないメキシコ・チァパスの多雨林地帯に住む、
コールインディオによって語られてきたお話しだそうだ。

そのコールインディオから作者が聞いたお話と紹介されています。

これも、日本で言う「ねずみのよめいり」そのものです。




*************************************************************************

ねずみのおよめいり (世界の民族絵本集)ねずみのおよめいり (世界の民族絵本集)
(1994/03)
レスリー リョウ、モニカ チャン 他

商品詳細を見る


*************************************************************************

あらら、すごく繊細できれいな絵が描かれているのにイメージ画像なくて残念。


日本で言う「ねずみのよめいり」と大筋は一緒です。

でもこのお話し(中国)の方がちょっと荒々しい表現があります。

むすめ(お嫁さん)がネコにわしづかみにされている絵や、
風に吹き飛ばされたねずみの村長(お父さん)が壁にたたきつけられたり・・・

私がちいさいときに読んだねずみのよめいりでは、ここまでなかったなぁ・・・。


また、日本では太陽や雲、風に「世界で一番強いのはあなたですか?」と尋ねると、
「とんでもない!」と謙遜した答えが返ってくるけれど、
このお話では「ああそうさ!オレ様より強いやつなんていない!」
と言わんばかりの答えが返ってきます(笑

(中国では1月3日は、ねずみがおよめいりをする日だと伝えられているそうです。)

仕事で関わることのある東南アジア出身の人に
「あなたの出身国で有名な日本の昔話とかってありますか?」と尋ねたら、
「ももたろうはみんな知っています。でも今は昔話よりドラゴンボールとかマンガが人気です。」
という答えが帰ってきた。

日本の節句の行事が中国から伝来したものであるように、
ねずみのよめいりも、中国からきたのかな?

こういう勉強がしてみたいんだけど、
私、これまで進んできた分野と今の仕事の分野が全く関係ないからなぁ・・・。


逆に言えば、大半の人が弱いところに強いのです!と自分を慰めてみる。


お気に入り★★★★☆





******************************************************************

かたあしのひよこ (世界みんわ絵本)かたあしのひよこ (世界みんわ絵本)
(1992/01)
いとう ひろし、水谷 章三 他

商品詳細を見る


******************************************************************

スペインの昔話。

むかしむかし、あるところに、おじいさんんと・・・・と日本の昔話の常套句で始まります。


どんなひよこかと一言で言うと・・・スーパーひよこです。


ひよこの足は金の足。

ある時、王様の命令で片足を切り取られてしまいました。


でも、このヒヨコ、ものすごくタフなんです。


片足で遠いお城まで奪われた足を取り戻しに向かいます。


途中、ヒヨコのなかよしのオオカミとライオンに出会います。
(この組み合わせが何気にすごいと思う)


いとうひろしさんの絵が、なんとも無表情なようでありがならも、
雰囲気があり、お話のユーモア感が増しています。


ヒヨコという生物に、自分の固定概念が染み付いているのを、
あっさり払拭されてしまいました。


お気に入り★★★★★





******************************************************************

ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)
(1997/06)
小野 かおる、内田 莉莎子 他

商品詳細を見る


******************************************************************

ロシアの昔話です。

この本には歌うシーンがたくさんあるので、読み聞かせにはかなりの準備が必要かも。

飼われていた家を飛び出したねことおんどりが、森の中に家を建てます。

小屋の外にはキツネがいて、「さらわれたら大変だから外をのぞいちゃいけないよ」
とねこはたきぎを拾いに出かけます。


言われたことは守りなさい。

がまんが大事。


そう教えてくれる絵本です。


キツネがおんどりをさらう絵が、なんとも見事。


お気に入り★★★★☆



古くからイタリアに伝わるお話(STREGA NONA)です。

****************************************************************************

まほうつかいのノナばあさんまほうつかいのノナばあさん
(1978/02)
トミー・デ・パオラ

商品詳細を見る


****************************************************************************


原作タイトルのストレガ・ノナは、魔法使いのおばあさんという意味だそうです。

パステル調の色使いに、角のない丸みのあるイラストで、優しいイメージの絵本です。


としをとったストレガ・ノナは、町の広場にお手伝いさん募集の張り紙をします。


そしてやってきた のっぽ で うっかりもの のアンソニー。

ストレガ・ノナの魔法のひみつをこっそり知ってしまいます。


そして・・・


スパゲッティの洪水。


孔雀?のような鳥が空を飛ぶ姿が、すごく印象的でした。


お気に入り★★★★☆




***********************************************************

おおかみと七ひきの子やぎ―グリム童話よりおおかみと七ひきの子やぎ―グリム童話より
(1980/02)
ヤーコプ・ルートビッヒ・グリム、ビルヘルム・カール・グリム 他

商品詳細を見る


***********************************************************

写実的で、奥深いイラスト。

これは面白い!

「あのわるもの、へんそうしてくることだってあるからね。」
だなんて、なんだか威勢のいいお母さん・・・

と思ったら、作品そのものがそんな感じでした。

あれ、そうだったっけ?と思ったのは、
オオカミが声を変えたり、足を真っ白にするのに人間のもとを訪れて
人間をはべらすところ。

なんかちょっと粗暴な感じながらも、

これはこれは、なんというありさまでしょう!
みなさんもおわかりでしょう。

なんてナレーターっぽく文章が入ります。

絵本を読みながら第三者的な書き方(話し言葉)をしている作品は、
ここ最近ない見ないような気がします。

大人になったから余計残酷に感じるのかもしれませんが、
オオカミのお腹を切るシーンは、思わず「うわっ」と眉をしかめてしまいます。

画家はこのシーンのイラストで、
かなりの技量を要求されるのではないでしょうか?

最近は、可愛らしくだとか、アニメ寄りなイラストが多い気がしますが、
こういう写実的な絵の入ったお話しも、ぜひ。

読み比べしてみたい一冊です。


お気に入り★★★★★






********************************************************************************

人食いとらのおんがえし (朝鮮の民話絵本シリーズ)人食いとらのおんがえし (朝鮮の民話絵本シリーズ)
(2007/04)
松谷 みよ子

商品詳細を見る


********************************************************************************

人食い虎が、人間に恩返しをする朝鮮の民話。


展開としては、日本でもありそうだけれども、
命をもって、ここまで生々しく尽くしきるのは無いような気もする。

この「尽し方、力強さ・激しさ」に話の焦点があるのかな・・・と思わず思ったけれども、
いや、それはズレてるか・・・・

ごんぎつねのような、でもそれよりもっと激しく、尽くしきるお話です。