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ねずみじょうど (こどものとも傑作集 (6))ねずみじょうど (こどものとも傑作集 (6))
(1971/03)
瀬田 貞二、丸木 位里 他

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英タイトル:A Dumpling That Rolled Down into the Mice's Paradise-An Old Tale of Japan

瀬田貞二さん、ナルニア国物語の訳をされていたと初めて知りました。


内容はおむすびころりん?と思って読んでいたけど、おじいさんが転がしてしまったのは「そばもち」

読んでいて、所々、あぁ本当に昔口調だなぁと思った。


隣に住むおじいさんのことを、

「めくされじいさん」

と書いてある。

欲深い、とか言う意味も込められているのだろうが、
この記述はどうなのだろうか?

ハリーポッターと秘密の部屋の部屋で問題になった、
兎口(みつくち)という表現や
「ハリーポッターと混血のプリンス」から「謎のプリンス」に変更された経緯を知って、
細かい?ところで、いいのかな?と疑問を持つようになった。

言葉の偏見や差別というものに鈍感であったと言えばそれまで。

こういった表現の中で育った1人としては、その表現が正されるのも、少し寂しい気もする。

でも、絵本や児童書は特に 『万人が平等に楽しめる本』でなくてはならないと思う。


過保護すぎだろうか・・・とも思うけれど、目に疾患を持つ子はいる。

その子の前で、私はこの本を紹介する事ができない。


視覚障害があっても、本は代読サービスや、拡大機を使って中身を知る事ができる。


楽しむための本が、傷つける本になるのは悲しい。



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いちにちにへんとおるバスいちにちにへんとおるバス
(1972/12)
中川 正文、梶山 俊夫 他

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日本の昔のくらしが和紙に描かれた絵本。

バスは村の必需品で、朝はむらから町へ、夜は町からむらへと人々を運びます。

一日に二回しか走ることの無い、たった一台のバス。

バスに乗る人々の語りの一つ一つが、古き良き日本を感じさせます。

途中、お嫁さんがバスに乗ってくるんですが、
昔はお嫁入りのときに花嫁衣裳で公共バスに乗ることもあったんですね。

読んでいて、
結婚って本当に大事(おおごと)だったんだなーと、しみじみしてしまった。

便利になった分、色んな事が省かれて、
自分がいかに「めんどくさい」に染まってしまっているか気づかされました。


ストーリーは、たぬきが化けて出る古典的な展開を迎えますが、
この手の話は、最後にほっとさせられて、心が温かくなりますね。

初版が1972年、私が借りた本が1994年で12刷目。

20年以上、じわじわと継がれてきた一冊。

これからもきっと継がれていく本だと思います。



お気に入り★★★★★


ちょっと今日、えぇぇーと言う事があったのです。

改めて選書の難しさにぶつかりました。



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こぶとり (松谷みよ子むかしむかし)こぶとり (松谷みよ子むかしむかし)
(2006/12)
村上 康成、松谷 みよ子 他

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三まいのおふだ―日本昔ばなし三まいのおふだ―日本昔ばなし
(2007/07)
小澤 俊夫

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この2冊を来年度の絵本の購入の参考にするため、市の図書館から借り、
昼休みに数人の子どもと一緒に読みました。

この本を借りてみた動機は、

こぶとり→松谷みよ子・村上康成のネームバリュー。
+じいさんが私のじいさんに似ていたのでちょっと読んでみようと思いまして。

三まいのおふだ→金井田英津子(かないだえつこ)さんの現代風な版画の世界が魅力的だったから。



・・・・で、選書の難しさ、というのが・・・


こぶとり→「このお話し違う!こぶを取るのは天狗じゃなくて鬼だよ!」

三まいのおふだ→「えーっ!違うよ!最後は(ばあさんが)おもちになてって食べられるんだよ!」


と。


子ども達の知ってるお話の展開と違うらしい。


自分がストーリー展開を覚えてない上に、判断する知識がないものでまいっちゃいました。

うわー、昔話の絵本って簡単には買えないなぁ・・・と。


市の図書館の方と話をしたら、
やはり福音館・岩波あたりにスタンダードなものがあるのでは・・・と言うことでしたが・・・。


まだまだ勉強せねば・・・しかし、課題が多すぎやしないか、私。

あと1年今の職場で頑張って、違う職場を受けようと思ってたけど、
「ここまでやった!」って納得できるスキルをあと1年で身につけられるのか・・・。

なんか煮詰まってきたぞ・・・。


司書(今の雇用扱いは司書ではないけれど)仕事ってやっぱり一生勉強だなー。
いや、それはいいんだけど。
むしろそこが魅力と感じてるんだけど、膨大な出版の量にどこまで追いつききれるか、
かなり肩の荷が重くなってきた・・・。

手をつけたいことが多すぎ。


手をつけたいこと全部書き出して、一年間のスケジュール割り振ってたら、
何か勉強する時間足りないんですけど・・・。

家を出るとか言ってられなくないか?私。


んー。

んー。。。

んーーーーーーーー!!!!!!!



どうしたことか。








2008.02.05 ばけくらべ


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ばけくらべ (こどものとも傑作集)ばけくらべ (こどものとも傑作集)
(1989/09)
瀬川 康男、松谷 みよ子 他

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瀬川康男×松谷みよ子って、すごいコンビなのでは・・・。


大人になって初めて読んだばけくらべ。

子どものときも読んだはずなのに、記憶は曖昧。


キツネとタヌキの化かし合いって、結構色んな話であったような気がします。


読んでみて、あれ、キツネもタヌキも「物」にも化けられるんだったっけ・・・と驚いてしまいました。


ぐえんこ ぐえんこ(←泣いている様子をあらわしている)
だなんて、こういう本を読まないと出会わない言葉ですよね。

やはり、様々な民話を手がける松谷さんの仕事だなーと
作中の昔言葉に魅せられます。


また、本当にわずかな色彩(黒系×朱)で、
こんなにスピード感のある挿絵が描ける瀬川さんの素晴らしさも見逃せません。


瀬川さんの線の描き方には、本当に感心してしまいます。



お気に入り★★★★★